【ちいさな幸せ3】浮気をしてみる
半年前くらいに浮気相手ができた。
彼氏とは学生時代から付き合っていて7年目になる。
同棲期間が数年あったこともあり、もはや燃えるような愛はない。
だけど彼の前ならおならもできるしはなくそもほじれる。
素っ裸で家をうろうろできるし1日お風呂にはいらなくてもいい。
とっても居心地がいいのだ。
だからある日思った。男性との燃えるような愛って幸せ(だった)よなと。
で、合コンで出会った彼と2回目のデートでホテルへ。
彼は背が高くバスローブがサマになる。飛びついた。
詳細は割愛するが、丸一日ホテルでいちゃいちゃした。
快感で幸せだった。
さらに翌日不定期だった女の子の日が来ているといううれしいサプライズも。爽快極まりなかった。
女性ホルモンを活性化させて女になる、というのは多分強力な幸せのひとつ。
ガクトがもっとみんな男らしさや女らしさを大切にしたほうがいいと言っていた。
その通りだと思う。
たしかに30間近で花畑にいる少女みたいに清楚な女も、
自虐ネタの一つも持ち合わせない女も、つまらない。
だけどそれを引いた目で見て明石さんまのように笑う女や、
無駄に暴力的な言葉を使う女もなんか悲しい。
理詰めの女も、批判的な女も。うん、女は女らしさを意識するあまり女らしくなくなりなんかみんな悲しい。浮気をしたこともないのに浮気を断固拒否する女も悲しい。多分そんなことをつべこべ考えずに、本能的に生きて本当の女らしさがにじみ出る女が一番幸せだ。もっと本能的に生きたい。